◆「初コルドベス」の新規様のサイズ確認は、以下の1→4の流れで行っています。
1、実寸を採寸 2、候補サイズの「サイズリング」を送付 3、サイズリングを用いてどこがキツイ・ユルイかをご確認 4、ご希望によっては「実物見本」を送付 |
です。各項目を説明しますので、必要な部分をご覧ください。
1、実寸を採寸 |
眉上あたりを一周、ぐるっとメジャーで計った寸法です。メジャーがないときは、伸縮性のないリボンなどを用いて、そのリボンの長さを定規で計ります。
ご自身で計りますと斜めになったり、ねじれたりで誤差が大きく出ますので、どなたかに計って頂くと安心です。
2、候補サイズの「サイズリング」を送付 |
コルドベスのかぶり口は、スペイン人の頭の形に合わせた細長い楕円形です。日本人の頭の形は、横に張って丸いことが多いので、実寸そのままの寸法では、こめかみがきつくて入らないことがあります。「頭の形」は個人差が非常に大きいのでご自分がどちらの形に近いかは、以下の方法でご判断ください。
【丸い方】→候補サイズは実寸+1.0~1.5cm ・お顔を正面からみたとき、こめかみが横に張ったような丸くかわいらしい感じのお顔 ・頭を真上からみたとき、楕円というより円に近い ・カチューシャをしていると頭痛がする |
【細長い方】→候補サイズは実寸+0.5~+1.0cm ・お顔を正面からみたとき、骨格がほっそりとした面長美人 ・頭を真上からみたとき、おでこと後頭部側に長い楕円形 ・カチューシャをしてても特になんともない |
サイズリングのご使用方法を、写真でお見せします。このお人形の実寸は52.2cm、頭の形はスペインタイプの楕円形です。
きつく締まった感じでかぶると安定して良いように思いますが、着脱が多い振付の場合は、ヘアセットが乱れます。
この写真の通り、かぶる深さが違うと、頭周も変わります。そのため、初コルドベスの方には「深さ」もご確認頂きたいです。深さは、お手近のコルドベスや、実物見本を使って確認出来ます。
3、サイズリングを用いてどこがキツイ・ユルイかをご確認 |
サイズリングは、ひとつずつお送りします。指輪のサイズリングのようにすべてのサイズが束になっているものではありません。
お送りする状態を写真でお見せします↓
サイズリングはさっとかぶってOK、ではなく、必ず「コルドベスをかぶる位置」で「痛いところはないか」「頭を振ってスルスルと動かないか」などご確認ください。
添付の「サイズ調整用の布」を、サイズリングが頭にフィットするように挟み、どこがどう大きいかを教えて頂いています。前だけ、後ろだけ、横幅だけ、といった部分的な調整もできます。
この調整布は、挟んだ状態でご返送ください。何名様かでひとつのサイズリングを試されたときは、その状態をそれぞれ写真でお見せいただくと分かりやすいです。
この「調整布」を挟んだ枚数が多いときは、再度、サイズダウンしたリングを送付することもあります。逆に、実寸+1.5cmでもこめかみがきつい時は、広幅のご検討をお勧めすることもあります。
かぶって痛くなく、動いてもゆらゆら動かない。そのサイズが理想です。きつくない程度でフィットするサイズを選択され、実際にご使用になるときに布を挟み込んで微調整される方法が一番お勧めです。ヘアスタイルや体調によってもフィット感が変わります。
4、ご希望によっては「実物見本」を送付 |
実物見本は、コルドベスそのものです。サイズリングで判明した候補サイズのコルドベスをお送りします。
サイズリングは頭頂部がなく、ポストサイズに作っていますので「深さ」「ブリム(つば)幅」が分かりません。このふたつをご判断いただけるのが、実物見本です。
実物見本は、レッスンでもご試用頂けますので、かっこ良く、美しくかぶるには、どのくらいの深さが必要なのか、本当にそのサイズで着脱しやすいか?つば(ブリム)幅は手に合っているか?重さは?鏡を見たバランスは?・・などをしっかりご確認頂けます。
実物見本をすぐにお送りしない理由は「だいたいこのくらいで良いはず」でサイズ選択され、お送りしたサイズでは全然違った・・、ということが何度もあるためです。実物見本は、費用のご負担が数千円かかりますので、まずは「候補サイズのご確認」をおすすめしています。
ただ、以下の場合は、サイズリング過程をはぶいて、実物見本をすぐにお送りすることができます。
・先生がサイズのお見立てをされたとき
・さまざまなサイズの方がいらっしゃる群舞様(この場合も皆様の実寸を教えて頂いています)
・とりあえず作りを見てから、オーダーを考えたい方
新規様はこのサイズのご確認過程に数日~数週間かかります。お早目のオーダーをお願いいたします。
サイズリング、実物見本ともに、在庫がない(お貸出中)時は、ご返却までお待ち頂いております。